私たちは、私たちの過去の時代を考える時に建築を通して知るように、その時代に建てられた建築はその時代の文化、経済、技術を表しているのではないかと考えています。
私たちは、己の身を守るもの、己を拡張するものの延長として、自己の廻りに建物を作ってきたと思っています。
それらの機能が複雑化してきている現在、常に「建築とは?」という気持ちを忘れずに見つめたい。私たちは、そのような気持ちを持って建築を表現しようと思っています。
私たちは、建築を理解することに努め、建築と建築をとりまく環境を、写真というメディアを通して、いかに伝達するかという意識のもとで、建築写真家のプロとしての誇りと責任をもって、表現力を駆使し、より優れた作品を残すように積極的に努力を続けています。